問い |
水をたくさん飲むことは本当にからだによいことなのですか
私は、おしっこが近くなるし、足がむくむのですが |
答え |
体の油がぎとぎとした、体形が闘士型の男性(女性)なら水を飲むことが必要です。しかし、色の白い、やせためまいのあるような胃腸の弱い感じの人は水を飲めば、体が冷え、頭痛をおこしたり、むくんだりします。水毒体質の人は水を無理にとると、もっと状況を悪化させます。下痢をしたり、めまいがしたり、頭が重くなったり、ろくなことはありません。そのうちに足はむくむのに、喉が渇き、さらに冷たい水を欲しがるようになります。すると目が乾いてドライアイの状態になります。上半身は水が不足してからから、下半身は水浸しの状態になり医者から薬を出してもらうがおしっこが出にくい状態になることもあります。冷たい水を飲む習慣をやめ、防己黄耆湯を飲んでもらいます。
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問い |
お腹が張りやすいことと生理痛は関係があるのでしょうか |
答え |
女性はまわりの雰囲気をつかまえることが得意です。よい面で言えば、細かいことに気が利く、不利な面で言えば、いろいろなことをかかえこみやすい人で気のめぐりを悪くします。女性はもともと、胃腸の弱い人が割合と多く、心配事をかかえて、胃腸の動きを悪くしてしまうことが多い。胃腸の動きが悪いのを気が巡っていない。気がとどこおる(気滞)といいます。具体的にはお腹が張ったような感じがする。便秘、そして便が出ても爽快感がない。まだ、なにか残っているような感じがするなどがあります。気滞は血のとどこうり(瘀血)も引き起こし、子宮とそのまわりで瘀血をひきおこします。さて、生理の前にはお腹が張り、腸管の動きが悪くなっている。そして、生理になると気のめぐりは下方へ向かいひどい生理痛を引き起こします。ご婦人は気と血の病気にかかりやすいと昔のえらい漢方医、浅田宗伯も述べています。お腹のはること、お腹の痛みは生理痛をおこしやすくします。
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